ドン、と持田を突き飛ばし… たけど、千春サイズの力じゃ持田はビクともせずに 「もう、デカすぎて邪魔だな」 なんて悪態をつく。 …うん、同感。ほんと邪魔。 私の腕を引き、机と向かいながら 「明日からの夏休み、何日か芽依の家に泊まりに行って良い?」 「うん、勿論」 夏休みの計画を考えていく。 当たり前だけど 「俺はー?」 「消えろ」 持田との予定に一切、ございません。 なので静かにお引き取り願います。