「バカの相手しなくて良いと楽だね」 「私の芽依に近付く奴が減って良かった!」 笑いながら、下足箱へと着く。 そう、良かったんだ。 良かったはずなんだ。 なのに、どうして 「──なにこれ…」 「ん、芽依。どうか……っ!!」 嫌がらせは終わらないんだろうか。 それどころか、ヒートアップしてる。