廊下を歩くだけで感じる視線。 神経質になりすぎてるだけなのかもしれないけど。 教室のドアを開ける。 何故か今日は廊下で壁が待ち伏せてなかった為、すんなりと入れた。 珍しいな…遅刻?休み?ま、何だって良いけど。 「残念だったね、今日も私が来て」 明らかに私の登場に顔をしかめたクラスの女子に言う。 このクラスでは派手な五人グループ。 確か、西条さんがリーダー的存在だっけ?