-直樹side-


俺は、隣のクラスの女子に呼び出された。


こういうのは慣れている


たぶん・・・告白だと思う。



「高原君!


私、高原君の事好きなんだ。」



「そっか。


うれしいよ。


でも俺、好きな奴居るからごめん」




「そーなんだ」



あ、やばい


この子泣きそうじゃん。



「そういうことだから」



俺は逃げるようにその場から離れた。




「・・亜美の事が好きなんだよな」



。。。は?



って同じクラスの市川じゃん!!


こいつ亜美の事好きだったのか


亜美はどうなんだ?



「分かんない」


分かんないか。。


もし、あの2人が両想いだったら。


俺の出る幕ないじゃん





俺はわざと教室に入る。