「わかった・・・ じゃあ、岳に教室で待っててって言っとく」 「ありがとう♪」 私と岳は家が近くて、時間があえば大抵一緒に帰っている。 付き合ってるかと誤解されるのはしょっちゅうだが そうなれれば夢のよう。 誤解されるのも、悪い気はしないけど 否定するのは、なんかやだ。 岳とはちゃんとカレカノになって、みんなに自慢したい――。