私と沙弥も、同じ気持ちだったんだ・・・・。


「でもね、真香。私、真香ともう元に戻れないのかなって思うと悲しくて・・・・。」


沙弥・・・・。
私も沙弥と戻りたかったよ。


ずっと、ずっと――。



「真香。私達まだ親友だよね?」

私の頬に雫が垂れた。


「うんっ・・・ うん。親友だよ!」

沙弥は笑った。


「真香、ごめんねぇ・・・」


そして、沙弥も泣き出した。