《いい?つー、先輩に振り向いてもらえるようにがんばるのよ♡》
なんて、まーちゃんから言われ…。
でも、恋愛経験のない私はどうしたらいいかわからず…。
はぁー…。
でも、私…。先輩が好きなんだ…。
チクッ
痛っ、あれ?なんだろ。胸の奥らへんが痛いな。切ないような、苦しいような…
へんなの。
『ジュース、買いに行こ。』
今日は、うーんいちごミルクがいいかな?
っ、あっ。
先輩だ…。
あれ?なんっで…、涙が…。
苦しい…
好き…
好きだなぁ…
『あ、アピールっ、しなきゃ。』
『あ、あのっ!』
『あれ?君…、この前…消しゴム俺が拾った子だよね?違うっけ?』
『っ、そうです!この間はありがとうございました!』
『あぁwwいいよ、いいよ!頭なんか下げなくてw』
『wwwすいません。なんか、癖なんですよねw』
『そうなの?w』
そう、こんな他愛ない話で笑ってくれた…。
嬉しすぎるよ…
『はいwあの〜、先輩だったんですね!靴見る暇なくてわかりませんでした!』
『そうだよ〜、2年生でーす』
『wwwwすいません、こんなに引き止めちゃって』
『全然いいよwあ、この前…、名前聞かなかったから教えてくんない?』
名前を聞かれた?先輩に?
どうしようっ……////////////
『か、加々美月姫です!///』
『うん、りょーかいっ。んじゃな?』
『はいっ』