すると…後ろから…

「お姉さん邪魔…通れない」

と、男の子の声が聞こえて…
謝ろうと…後ろを振り向くと…

時が止まった…。

だって、そこには…
めっちゃイケメンすぎる男の子が…

背が高くて…高校生の私よりも…
大人っぽい。

「お姉さんだから、邪魔だって!
ぼーっとしてないで早くどいて‼︎」

男の子のその言葉にハッと
我に戻り…その場からどいた…。

「後、お姉さん、高校生だよね?
早く行かないと…遅刻しちゃうよ?」

と、いう言葉にまたハッとして…梨乃に

「もーぉ、行くねー!」

って、告げてから急いで中学を出て
学校に向かった。