「はははははっ!お前・・・面白すぎ。

この俺が言って、そんな態度に出た女、初めてだぜ?」




・・・・・・コイツ、私のこと完全にお笑い芸人扱いしてないか?


というか、褒められてんのか?

貶されてんのか?


イマイチよく分からない状況の中。



奴はそっと私を離した。





「ま、今日はこれくらいにしてやるよ。」


どこか悪戯っぽく微笑んだ奴に・・・



一瞬。


ほんの一瞬。



ドキッとしたような気がした。




























―――その後。




なぜだか一緒にテレビ見て(主にニュースだった)、


昼食(奴の家にあった誰かが作った謎のシチューと、

置いてあったフランスパン)を食べ、



・・・・・・只今帰宅中。




奴が送ってくれている。


今は1時ぐらい。



なぜ奴が送ってくれているかというと・・・

・・・・・・・・・・・?


いや、さっぱり分かんねぇんだよな。





・・・・・・なんでなんだ?


奴はおかしいんだ。


なぜか、私の歩く速度に合わせてくれてるし。