必死にそう答えれば、抱きしめる腕の力が強まった。





更に密着する体。




心臓の音・・・聞こえちまいそうっ・・・・・・///










耳元で聞こえてきたのは。



森井の、弾んだ声。






「ハハッだよな!そうだよな!


やべ・・・嬉しすぎる・・・・・・」







・・・・・・嬉しすぎる?


・・・なんでだ?





首を傾げた時、耳元で聞こえたのは。









甘い甘い囁き。









「俺も、お前のこと・・・・・・好きだ。」















―――――――――え・・・?







目を、見開いた。



見開かざる得なかった。







だって・・・だって・・・・・・え?








「う、嘘だっ・・・」


「は?お前、俺が嘘だって言ったら怒ったくせに、俺の告白嘘扱いすんのかよ。」




不機嫌になった声。



う゛っ・・・・・で、でもっ!