ジンの指があたしの胸を触る。


「んっ・・ジン?」


「・・だめ?」


「ふふっ・・ダメじゃない」




あたしたちは肌を重ねはじめた。


・・・



「カナ・・上乗って?」



「んっ・・うん」


暗くした照明の中で
あたしはジンの上に乗り
ベッドが激しく軋む



動いたまま激しくキスをした、
その瞬間



ゴンっ!!
ガッシャーーーンッ!!



廊下の方から突然何かが割れる音。

あたし達はビクッと体を強張らせた。