その日は、由香先輩と話していた。
「今、気になっている人がいます。」
そうきりだすと…
「多分だけどわかった。」
「誰だか、わかりますか?」
先輩は少し考えて…
「大ちゃんか会長」

やばい…ばれてる…
私は先輩なら言ってもいいと思って言った。
「大貴先輩です」
「やっぱね…でも…」
先輩は悲しそうな顔をして…
「やめたほうがいいよ。あの人女子ひ興味ないから。」


先輩、そんなのわかってる。
みればすぐわかります。
だって…