帰り。正門に行ったら、もう先輩がいた。
「早いですね。」
『そう?とりあえず行こ?』


先輩と裏道から帰った。

「それで…話ってなんですか?」
『えっと…その…由香とこの前話してたじゃん?』
「えっと…」
『好きな人の話。あれってさ…小林?』


小林先輩のことかな?小林先輩は生徒会の三年書記の先輩。。
うちは先輩のことが好きなのに…
ドキドキしてた自分がバカみたい…

「違いますよ!!」
『じゃ、会長。。』
「違います。」

いつまで続くのかな?自分の名前だせば終わるのに…


『教えてよ。誰にもいわないし…』

え…。。どうしよう…


私は思いきっていってみた。

「せ…先輩です。私の好きな人は大貴先輩です。。」
私は言った途端涙が溢れた。。

『えっっっ…な、泣かないでよ。』
慰めてもらえるのは嬉しいけど…声をかけられるともっと泣けてくる…。。

『まって…。俺……も好きな人いるんだ。』

どうせ、降られる。。由香先輩が好きなんでしょ?

『俺、お前が好き。。』

「え?う…そですよね?」
『ほんとだよ。俺はお前が大好き。。』

先輩がうちのこと好きなんて…。。
夢みたい。


CHUっ♡

ん?いま…

『これから一緒に学校行こうね♡』

「え…あ、はい。」



人生で一番嬉しい出来事でした。