新side
入学式とかまぢだるぃわー
「新入生入場」
俺の隣の席だれだ?
確認できねーで変な音楽と共に入場。
椅子に座り、隣を確認。
右隣は中学からの連れ。
左隣は女だ。意外と可愛いじゃねーか
「おぃ、そこの女」
女はビクッとしてこっちに向いた
そんなに俺こえーのか?
「ぇ、なんでしょう…か?」
ビクビクしながらしゃべってる。
ごにゃごにゃ言っててよく聞こえねーけど?笑
「お前、名前なんて言うの?」
俺、なに言ってんだ!?
可愛い質問だな。笑笑
でも、それで女の緊張は少し溶けたらしく笑顔が少し戻る
「近藤真紀です。あなたは?」
俺に質問してきた。
珍しいやつだな
「俺?俺は信条新。」
「そーなんですか。よろしくお願いします」
それだけかよ。もっと言ってくんのかと思った、期待外れだな。
ってさっきから俺なんてこと考えてんだ!?
一応、俺は
「おう」
とだけ返事しといた。
それから真紀って女は
左隣のやつと楽しそうに話してた。
それを見てたら右隣のやつ。
中村 遊 (なかむら ゆう)が話しかけてきた。こいつは名前通り遊び人で可愛いやつがいたらすぐちょっかい出しにいく
「さっきからなに可愛い女の子としゃべってたんだよ?もしかして好きなやつとかか?笑」
やっぱりそーゆー話か。まぁ、遊だからしょーがないけどよ。
「そんなんじゃねーよ。ただ名前聞いただけ。」
「は?それただじゃねーだろ。新から聞いたのか?」
なんか動揺してやがる。
「そーだけど?文句あっか?」
ちょっとキレぎみに言った
「キレんなって。新、お前さあの女に惚れてんじゃねーの?自分が気付いてねーだけで。」
「なわけねーだろ」
そんな言葉を返しながらも真紀を見つめる。