♪〜
テッテッテテテン
テッテッテーテー
テッテッテーレーテッテッテ

「「マーイムマーイム
マーイムマーイム
マイムレッサッサッ」」



私達の軽やかな足取りは
夜空にきらめく星々のように
美しく華麗に弾んだ。




スター2人組は今夜も忙しいらしく
気づくと2人きりになっていた。




「…猛。」

猛は隣に寄り添うように座っている。

冷たい夜風が心地良い。



「なぁにー?」

そう言って少し眠たそうにして
ゆるゆるの返事をしてくる。

「私、アレやったの
実は1年ぶりだったんだ。

すごい楽しかった。

なんか…


言葉にするの難しいんだけど


…ホントに生きててよかった。



…あなたに出逢えてよかった。


ありがとう。」



猛に逢えなかったら

きっと


大切なものも

アレの素晴らしさも

ずっと見つけられなかった。





幸せだなぁ。

そう思うのを最後に意識が途絶え
私は深い眠りに落ちていった。