「おい、何ニヤけてんだよw」

猛が嬉しそうに私のほっぺたを、
指でつんつんつついてくる。

「ねぇー猛?」

「ん?」

「バーベQって事はさぁ…
もしかしてだけどね、
アレもやる??」

「アレって…アレか?」
猛が自信無さげに首を傾げて聞き返してくる。


「うん(*´˘`*)♡」

「俺、あんま経験無くて全然うまくないんだけど」

ちょっと不安そうな猛に
不覚にもキュンッとしてしまう自分がいる。

「いいのー!!
アレしてくれないなら
私帰るもんねーだ!!」

ちょっとムキになると

「お、ならやってやるに決まってんだろ!
いいか、ウチの下の部屋の
ジュンとグンソクナメんじゃねーよ。
そーだアイツらも呼ぶぞ。」

おっ、まさかの
冬の王子と美男子アイドルが来るのか

これはもう

行くしかない。

「じゃあ行く!
彼らなら経験豊富そうだし!」