なんとか完食したアタシに投げかけられるキツイ一言。


「よく食べるわねぇ??」



それでも怒りを必死に抑えた。



アツシはかばってくれるわけでも無く、気まずい雰囲気の中アタシ達は家路についた。




車の中……。




「ねぇ喜んでくれてるんじゃなかったんだね」


「ゴメンな、まさかあんな事するなんて。病み上がりだから許してやってくんない?」




それは……いい。


気に入らなかったのも仕方ない。


でもね??



「お父さん……いたの??」



一瞬焦った顔をしたのをアタシは見逃さなかった。