「ね~アツシ?引越しの時ホントに東京来るの~?」


「うん。行くよ~♪」


そう笑顔で言う割になんの準備もしないアツシ。




今まで身一つでフラフラしてたらしいからそんなモノかもしれないけど……なんかイマイチ一緒に東京!が実感できないアタシ。




だけど。



夜になれば一緒に眠る。



背中に回されたアツシの腕や、胸の温もりが大好きで、アタシはこの幸せさえあれば頑張れる!そう思えるんだ。