「お前、マジふざんけんなよぉぉ!!毎回呼び出しに向かわされる俺の身になってみろよ…」
試合前だというのに体力がバテたのか、息が上がっていて、既にへとへとに見えた
「?お前バスケしか出てないのに、なんでそんなに息切れしてんの?」
「お前のせいだよ!!お前が次の試合に中々向かわないから俺が学校中、お前を探し回ってんだよ!ほら、行くぞ」
「はいはい」
川崎に別れを告げて、俺は重い足取りで新庄の後に続き、バスケの会場である第2体育館へと向かった
あぁ、ひなの先輩に会いたいなぁ…
今頃何してるんだろう…
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バスケ第3試合
次の試合で準決勝になるということもあり、ここからは敵チームも中々の強敵揃い
今、俺らのクラスと試合をしている敵チームにはバスケ部のエースがいるらしく、普通に苦戦中だった