《乃愛side》
「起きるの、早すぎた…」
片言みたいな話し方で呟いた言葉…
時計の針は午前六時を指している。
でも、一度起きてしまったらもう寝るとか出来なくて仕方なくベットを降りた。
ふとケータイを見るとランプが点滅していて、
ーーー今日の七時、駅前に来ること!
・・・?!
差出人は詩音、
今日は日曜で学校はない
ど、どうゆうこと?
戸惑いながらも七時までそんなに時間はないわけで、、、
家中を駆け回るようにして準備をした。
ハァ、ハァ、ハァ
「5分ちこく!!」
仁王立ちで待ち構えてた詩音の前で、膝に手を置いて呼吸を整える
「はぁ、あんな、急にい、われて…」
言葉を伝えるのに呼吸が続かない…
体力落ちたなぁ
少しショックを受けた。