「「おはよー!梨々香ー!って、あんたどうしたの?その顔…?」」
「あさから、占い1位とかいってたのに、何よ、その膨れっ面!!」 と、七海が驚きながらいってきた。
「あのね…、」
言おうと決心したとき、成瀬君に言われた言葉を思い出した。
『お前、同居のこと、誰にも言うなよ。わかったな?』
いったらダメなんだった!
それにしても、馬鹿にして!
ちょっと、自分が偉いからって!
(いや、かなり偉いけど、特進科だけれど)
いや、まだ言わないでおこう。
成瀬君に馬鹿と言わせないくらいに惚れなおさせてやって、
それで、もう一度振り向かせて見せる!!