隅々まで豪華&完璧!!!
「可愛い~!!」
絶対こんな生活ほんと、二度とできないと思ったよ。
今、まさに。
そうやって一人部屋のなかをみてうっとりしていると、ドアをノックする音がした。
「は~い。」と、ながれにまかせて返事した。
そこにたっていたのは、成瀬くんで、
「成瀬くん…!!」
毎回、この反応ばかりしてしまう。
もっと、ボキャブラリーを増やさなければ。
と、くだらないことを考えてると、
成瀬くんが少しめんどくさそうな(いや、かなり)顔をして、
「お袋にお前の手伝いをしてあげてって言われたから。」
さらっと言われた。