結局、私は、これから、成瀬君の家で生活させてもらうことになった。




「梨々香ちゃん!これから、部屋を教えるからねー!」



嬉しそうに甲高い声を上げる、成瀬くんのお母様。



「…はい。」



だけど、返事はするものの、周りが気になってしょうがない。




だって、私の隣の部屋には。



゛RYOTA&HARUKI ゛とかいてある札がドアノブにかけてあった。


まさか、成瀬くんの隣の部屋ーーー!!!