だって、まさか、二日前に私のことをふった人物が現れるなんて。 しかも、その人の家にすむことになるなんて。 「あらー、梨々香ちゃん、涼太のことしってなの?それなら話は早いわ。梨々香ちゃんのお父さまにも自己紹介しないとね。」と、嬉しそうな表情のおばさま。 私は、すでに放心状態で、 お父さんは、「知ってたのか?!」とかいってるけど、今はそれどころじゃない。 頭がついていかない。