「よしっ。完璧!」



この手紙をあとは明日渡せばいいだけ。



外を見ると真っ暗で、時計は深夜0時を指そうとしていた。




私は、夜の星空を見ながら唱えた。


(成瀬君に、この気持ちが届きます様に……。)