「よしっ。そうときまれば放課後どこいく?」



手をぱしんと叩いて聞いてくる七海。



「昴ん家のケーキ屋でよくない?」と、かんな。



「えっ?何で俺ん家?」



かんなの即答に疑問系を漂わせる昴。



「よしっ。決定ー!じゃあ、昴ん家ね。」
と、七海も決まったという風に舌を出した。



「いいねぇ~。」と、いう私の返答で。




結局。



「……まぁ、梨々香が言うなら…。」




私たちに負けた昴が渋々声を出した。




「「「やったぁーー!!」」」




昴ん家のケーキ屋に決定。