そんな気分のまま、安藤の隣に座る。



「…はい、先輩の分です」



ドン…っ!という大きな音と、軽い振動と共に、机の上に大きなダンボールが2つ置かれた。



「これ、全部か…?」



「はい。頑張ってくださいね」



そう言いながら、安藤は黙々と作業を続ける。



そんな安藤の周りには、オレの倍くらいのダンボールが積み上げられている。



「…安藤」



「…はい。なんですか?」



「…オレが、安藤の方、やる」



「…へ?」