せっかく、一緒に帰れてるのに、なかなかうまく喋れなくて、結局、ほぼ何も話さないまま安藤の家に着いてしまった。
ーしかも、その次の日。
オレには何も言わないくせに、いつもオレの周りをうろついてる女子どもが、安藤を呼び出して、散々文句を言ったらしい。
それ以来、もともとオレに対して冷たかった安藤は、更に冷たくなって。
もう、今では笑ってるとこなんてほとんど見られない。
「クソ…っ」
ただ、安藤が好きなだけなのに。
何でうまく伝わらないんだろう…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…