季節はずれの雪

恋愛(ピュア)

沖 ふうり/著
季節はずれの雪
作品番号
955823
最終更新
2013/10/29
総文字数
2,996
ページ数
14ページ
ステータス
未完結
PV数
77
いいね数
0


その日の白く透き通った雪は、

俺の心をより一層冷たくした。

彼女のように白くて…儚くて…。


俺の手のひらに落ちてきた雪は…

すぐに消えていった。


全てが彼女に似ていて、

その全てが彼女を思い出させて…。



「ユウ君に何が分かるの…」


頭の中でリピートされる君の声。

絶望に満ちた、不安で押しつぶされそうな声。

消えた彼女。



その日の季節外れの雪は…




あの日の君みたいだった。

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