そういうつもりで言ったんじゃないけど、やっぱこのままじゃ変えれないしなぁ…


芹奈に言わなきゃ、大丈夫…だよね??



「あ、ありがとう…」

「はいはい、素直でよろしい。

じゃー着替え終わったら、
絶対呼べよ。

くそ寒い中何分も居れねーからなッ!」


「ん。」


そして隼人は部屋から出て行った。

あーあ。

こんな最悪なことあったのに、提出物出来るまで帰れないのか…



着替えながらふと窓を見ると、雪が降っていた。


「ホワイトクリスマスだ…」


本当なら、こんな雪を見ながら、大翔と笑い合っていたはずなんだけどな。


雪は綺麗に舞っていて、それはまるであたしの心を温かくしてしまうくらい、暖かく見えてしまった。

雪って冷たいのに、不思議。



…隼人のおかげかな?



「あ、Tシャツおっき~」