「おっ、おはよ~!
結衣良かったね、
また学校これるようになって」
芹奈はそう言って笑い、あたしの肩をポンと叩いた。
「ね、ねっ!!
また一緒に
カフェ巡りとかしよーよっ!
結衣子ちゃん、
暇になったでしょっ?!」
琉璃はそう言って、ニコッとお得意のスマイルであたしの腕を掴んだ。
…何? 最初の方の、あの…キョドった態度。
「バッ…バカ琉璃っ。
なに"暇になってでしょ"よっ。
そんなこと言ったら
傷つくでしょうがっ…」
「あ゙っ、ちゃぁ~…
ゴメン、やっちゃった…」
「っっっ!!
だから、琉璃声デカイんだって!」
なーんて、2人揃って小声で(じゃないけど)アホらしい気を遣ってるみたい。