「…い、いやあああああ」
あたしはそのまま座りなおすと、
真っ赤になった顔を手で隠した。
最悪最悪最悪最悪。
女の子はもちろん、男の子だって残ってたし
それに大和にも見られてしまった。
…も、もうあたし生きていけない…
「優実、大丈夫?」
隣から果苗の優しい声がした。
だ、大丈夫なふうに見えますか…。
「ほんと馬鹿だな、お前」
「…っもういやあ」
「運動神経ないくせに走るお前が悪い」
「だって大和がぁ~」
「お前が本気にするからだろ」
「…っも~嫌!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…