「…っぃたあ~い…」


派手にこけたあたしを、
大広間に残っていた数人の子が
クスクスと笑いってる。


そしてあたしの背中の方に
指をさしていた。


「…?」

「ちょ、優実、お前馬鹿か…っ」

「へ?」



今まで笑ってたくせに、
大和があたしのほうへ向かっていた。


そして…


「…っ!」


あたしのお尻に大和の手が
少し触れた。



「…っパンツ、見えてたから」

「……~~っ、」