「おわったー…」
席が一番後ろなあたしは、
そのまま畳の上にねっ転がった。
「んー…っ、疲れた」
隣の果苗もそういって
座りながら伸びをした。
あたしも寝ながら伸びをして
疲れた体をグっと伸ばした。
ボコッ
「…っいた」
フと感じたお腹の痛み。
目をあけると、勉強用具を持った大和。
「…っまだ殴ったなあっ」
「そこで寝てるやつが悪い」
「寝てないもん!ねっ転がってただけ!」
「イコール寝てる」
「ちがーう!!!」
「うるさい、疲れてんの」
「あたしだって疲れてるよ!」
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