エレベーターが1階につき、
あたしたちは大広間へ向かった。


向かう時も、隣には大和がいて。
果苗と前澤さんは結構
仲良くなってるし、
颯人くんと圭二くんは、
テンション高くなってるし。


…な、なんか
あたしたちだけ孤独!?



「馬鹿かお前」

「ふぇ?」

「なにが孤独だよ」

「えぇ?なんで!?」

「声に出てたし」

「そ、そんな~」

「…まぁそんなところも…」

「え?」


大和がボソっとつぶやいて
あたしが聞き返すと、


少しを顔を赤くして
そっぽを向いてしまった。