「お前、ベッドにダイブしただろ」

「え!?なんでわかったの!?」

「何年お前と一緒にいると思ってんだ。
やりそうなことぐらいわかる」

「あ、そっか~、えへへ」

「…ったく」



大和はそういって
持っていた勉強道具であたしの頭を
こつんとたたいた。



「いった~い!」

「嘘つくな」

「痛かったもん。
大和にもやろっか?」

「お前に俺を殴る権利はない」

「な、なによそれ~!」