大和、好きが募っていくよ。
大好き、本当に好き。


いつか、この想い届くといいな。



「優実~」

「あ、果苗」


HRが終わると果苗が
あたしの席に来てくれた。


「少し吾妻くんから話は聞いてたけど…、
大丈夫なの?」

「うん!あのね、果苗」

「ん?なになに?」

「…うふふ」

「ちょっと~、早く言いなさいよ~!」



果苗、あたし今すごく嬉しい。
大和に何とも思われてないって思っていたから。