歩いて駅まで向かい、
電車で約40分。

電車の中でも、
手は繋がれていて、
妙に緊張してうまく話せなかった。



「……なぁ」

「…ん?」

「丈短くね?」



大和があたしの足元に目を落として言う。



「そうかなあ?普通だよ?」



このワンピースは、
前に果苗と紗樹と遊んだ時に
一目ぼれしたやつで。


とてもお気に入り。


「どこが普通だよ」

「他の女の子たち見てみなよ~」

「…いや、興味ない」