「吾妻圭二です、
サッカー部に入ろうと思ってます。
よろしくな!」
あ、自己紹介の順番が来ていたんだ。
圭二くんがいってから気づいた。
「ほら、つぎ朝日だよ」
「え、あ、」
圭二くんにいわれて、
あたしはあわててイスを引いた。
ガタンッ
その拍子で、後ろの子の机に当たってしまった。
ごめんなさい、と謝ると、
優しい雰囲気を持つ子は、ほほ笑んでくれた。
「あ、えっと。
朝日優実です!
音楽聞くことと、みんなと語ることが
大好きです!
よろしくおねがいします!」
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