「えー、昨日はできなかったが
自己紹介をしよっか!
うちの学校は、周りの学校と少し変わっていて、
明日からが授業なんだよ。
だから、今日はHRだけ!」


よっちゃんが教室に入ってくるなり、
そう言いだした。


周りが少しざわつく。
あたしも嬉しくなる。

さっきまで、涙出そうだったのに。


「はい、じゃあ順番に~」


よっちゃんがそういって、
みんなが自己紹介を始めた。
フと隣をみると、圭二くんがたっていて。