「…大和……?」

「俺のもんだって印」

「…大和の、もん?」

「あぁ」


少し痛みが走ったところをみてみると、
そこだけ赤くなっていた。



こ、こここここれって…!
う、うわさのキ、キスマーク…っ!?



「や、やややや」

「…なに」

「こ、これって…」

「うん、だから印」


大和はそう言って
またあたしを抱きしめた。