「ヒューヒュー!
大和、ヤキモチ妬いてんな~?」

「は?うっせ、馬鹿やろ」


大和はそういって、
颯人くんのお尻を蹴った。


大和がいないプールは嫌だし、
よくよく考えたら
あたしだって他の女の子に、
大和の水着姿見られるのは嫌…。



「わかった!
大和、あたしプールには行かない!」

「…はぁ?」


あたしの言葉に、
首をかしげる果苗。


「ごめん、果苗!
果苗は颯人くんと圭二くんと行ってきて?」

「…っざけんじゃないわよ、優実~!」