「なになに~?」

「ほら、果苗?
もう話すしかないよ!」



圭二くんも颯人くんと同じ顔になって、
興味津津になっている。

大和は…、
いたって普通の顔をしている。



「…もういい、優実が話して」

「うんっ。
あのね、3人とも!
夏休み…、プール行かない!?」

「…プール?」



いきなりの言葉に、
ポカーンとなる圭二くんと颯人くん。


大和は、思いっきり不機嫌な顔をしている…。