「や、大和!あたし4階!」 「え…、あぁ」 何も考えず優実の腕をひっぱって 歩いていると、 エレベーターが3階についた。 優実の腕を掴んでたから 優実も3階で降りちゃったわけか。 「あぁ、じゃないよ! あたし帰りの準備あるからいくね?」 「おー」 「またあとでね!」 優実はとびっきりの笑顔をみせると 階段を使って上にあがっていった。