すると隣の大和が急に立ち上がった。



「…あのさー」



少し大きい声で
中広間にいる人たちに聞こえるように切り出した。


…大和?
なにをいうの……?



「…俺とこいつ…、朝日優実は付き合ってるから。
誰が何言おうが俺がこいつを守る」

「っ!」



大和がそういった瞬間、
女の子たちは顔を赤くして
男の子たちは、ヒューッとかいって茶化した。