「わっ…、く、崩れちゃうよ…っ」

「いいのいいの~」


あたしがダメなんだよ、
圭二くん(笑)


くずれた髪型、
大和に見せられないでしょ?




「ほんとちっちゃいな~」

「!?」

「絵も苦手で背もちっちゃいって…っ」



なんていいながら
あたしの前で圭二くんが笑っている。


…そ、そこまでいうのか…!
背が低いことも気にしてるのに…っ!!!


「…まぁ可愛いよ」

「……あ、ありがとう?」

「ちっちゃいけど」

「…っ圭二くん!」