「ごちそうさま~」 果苗と紗樹が、 ほぼ一緒に食べ終わった。 どうやらあたしは、 食べるのが遅いみたい。 「2人ともまってて! すぐ食べ終わるから」 「そんな急がなくていいよー」 「うんうん、待ってるし」 両隣から声が聞こえてきた。 「…ごちそうさまでした」 あたしもご飯をたべて、 また部屋へと戻った。