お昼ご飯を食べるために、
食堂へと向かった。


立派なホテルなのに、
食堂ってなんか矛盾しているけど。



ホテルの案内員さんが、
ここに来た時言ってたからいいよね!




「俺は颯人たちと待ち合わせしてるけど…」

「あ、あたしも果苗たちと!」

「そっか、じゃあ…「おーい、優実~!」



圭二くんの言葉を遮ったのは果苗。
…目立つからやめてほしいなって思う。



「あ、じゃあまた!」

「おう!」


圭二くんにそういって、
声のする方を向いた。