「ふぅ~、疲れた」



伸びをして部屋に戻ろうとしたその時…






「ねぇ」


後ろから声をかけられた。
振り向くとそこには、
ちょっと派手な格好をした女の子3人。



「…あんたが朝日優実?」

「あ、はい」

「大和と付き合ってんの?」


…え?
この人たち、大和の知り合い?


「……そうですけど…」

「は、こいつが?」

「まぁまぁ、ここではなんだし
ちょっと外行こうよ」

「え、あの…」

「いいからこいよ」



3人の目線にあたしは、
従うしかなかった。