そんな圭二くんは、
部屋に入ると隣に居て。
みんなもバラバラだったから、
成り行きでそうなったんだな、って思った。


だから、誰かが歌っていると
2人で話したりした。
もちろん、ちゃんと歌も聞いてたよ!


「朝日は?なんか部活とか」

「マネージャーやりたいなあ、って」

「え、なんの?」

「サッカー部の!」

「じゃあ、俺と一緒だね」

「え、マネージャーやるの!?」

「あはは!違うって!
俺は部員として入るだけ」


そういって、圭二くんは
隣で爆笑している。

あたしははずかしくなって
手で顔を伏せた。


…と、そんな時